2023/05/22
幸せ人。
唐突に始まった息子との会話があります。
（本当に唐突ですね）
それは、同級生に「僕のお父さんは建設会社の社長で…」
つまり、お父さんは偉くてなんでもしてくれるという人を羨ましがらせる内容の話だった。
それに対してどう思ったか？
その質問に対して、息子は黙った。
そして僕はこう言った。
「悲しいな」
息子「確かにそうだよね」
そんなこんなで話は続き（ここからがちょっと本題）
そもそも、だ。
というふうに息子との会話の密度が、年々濃くなっていく
その都度、かなり気をつけて発言するようにしている
こないだの「日本の年表」の勉強をしているときも
「お父さん、廃藩置県って知ってる？」と言われた。
正直、僕はかなり勉強を疎かにしていたやんちゃ坊主だったので、とどのつまり阿呆でした。
超絶的にものを知らない人間でした。
もちろん授業もまともに受けたこともなく、勉強だいっきらいな幼少時代。
勉強をすることは教えられたが、勉強をする理由を教えてもらえなかった、思えばそれが一番悲しかった。
昭和のあの時代は「根性論」が全てで「気合い」で全て乗り越えなければならなかった、はず。
ところが今はどうだ、インフラは整備され、ゆとりが生まれ、甘えが生じ、今なんて当時2位だった日本のGDPは20位まで陥落。これからも落ち続けるのだろうか…。
結果に対して何にでも理由が存在するし
良し悪しにも「なぜ？」をつける事が本当に大事だと今は悟ったつもりでいる。
よかったら「なぜよかったのか」
だめなら「なぜだめだったのか」
息子に「廃藩置県は有名だよね、じゃあなぜそれをする必要があったのかなあ？」と言ったら
知らん。
グフっ…まじか。
教えろってばよ、先生よぉ。
なぜ当時の近代化や、明治維新、文明開花が起きたのか。
なぜ、をちゃんと教えてくれよ。
先日は熊本城に行く事があって、向かう中「西南戦争」のルーツをたっぷり教えたら、熊本城で遺憾無くその情緒を発揮！そのときこの場所でこんな事があって、という歴史を知る事で旅がまた豊かになった。
キーワードを覚えるだけで終わりなんて
まじでナンセンス。
あ、スゲー話が逸れとる、逸れているんだよ。
→戻します。
そうそう、息子にこんな質問をした。
息子よ、学校で習った「明るく元気な挨拶をしましょう」の理由は学校で習ったか？
うん、知ってるよ！それはね…、もし目の前の人が明日死んじゃうかもしれない、そうなったらとっても悲しいから今のうちに元気に挨拶をしましょうって事でしょ！
…そういう答えもあるのか。そうか。
大いに納得をしたようなしてないようなテンポで話は進む。
そして、独学で得た「挨拶」の理由を僕の理論で息子に享受した。
ザックリ結論だけ言うとこうだ。
挨拶は相手を敬意を持って受け入れたという証。
そしてもう一つは、秩序を保ち人間関係を円滑に進めるための人間関係の礼節の一つ。
そうする事でお互いに気分がよくなる。
いわゆる、社会に出るために絶対的に必要な習慣だ、と。
そう、だけど。
家がむちゃくちゃで、家庭環境が劣悪で、とがったナイフのような性格になってしまったらそれは難しい。
でも、すべての環境は「運」によるものだし、それは神様が授けた試練でもある
耐え抜き忍び、忍耐を貫けば必ず良い結果につながっていく。
だからこそ「今」が全てだ。と教えた。
まあ、結論。
人は経験以上の豊かさを得ることはできない。
幸せ人になる方法は、てっとりばやく自分が幸せになるこった。
そうすれば周囲も勝手に幸せになっていく。
そのためには絶対的な人生スキルを磨く「経験」こそが全て。
以前も言ったけど、人は食ったものしか排泄できない、当然ながら。
でもその経験はどこかで必ず誰かを助けるための能力なので
十分にその力を発揮していただきたいと思う。
そして、自分の身を置きたい場所にぜひ自分を置いて欲しい。
置きたくない場所なら全速力で逃げてください、ナウで。
今まで生きてきた経験を能力に変えて
もっと自分を好きになりましょう
ナルシストで全然OKです
むしろナルシストやオタクが現代を走る時代です
ついでにたくさん稼いじゃってください
あなたの酸いも甘いもわからない経験は誰かへのギフトなんです。
そして最も痛々しい経験こそが心に刻まれるのもまた事実。
そして、絶対に楽しんでください。
みんなを幸せにしたいんなら
まず、自分が幸せになることを一番に考えましょう☆
では、また来週🎵
